2018 AUTOBACS SUPERGT第5戦「FUJI GT 500mile RACE」が富士スピードウェイ(静岡県)で行なわれた。
今シーズンの富士戦は例年通り5月と8月の2回開催だが、レース距離がそれぞれ500kmと500マイル(約807km)となる。
そのため、第5戦が今シーズン最長レースとなるのだ。
7月からの酷暑は8月になっても続いており、8月4日の公式練習がスタートする午前8時40分の時点で、すでに気温は28度(路面温度35度)。
そんなコンディションの中、長距離のレースを走り抜かなければならないのだが、
10号車GAINER TANAX triple a GT-Rが公式練習で、トップタイムとなる1分37秒992を記録した。
公式練習で1分38秒を切ったのは、唯一10号車だけだった。
午後から行なわれた公式予選では、Q1を3番手で通過。
上位に残った各マシンがしのぎを削ったQ2も3番手。
公式練習ではトップタイムをマークしていただけに悔しさの残る予選結果となったが、表彰台を狙える位置につけた。
約4万人の大観衆が集結した8月5日の決勝レースでは、一時は2番手にポジションアップするなど、大きなミスもなく順調に周回を重ねていった。
しかし、1時間ほど経過したところで、他車のスピンに巻き込まれてしまい、10番手まで後退。
残り時間でプッシュするも8番手でチェッカーとなった。一方の11号車は、ウエイトハンデの影響で予選は10番手。
決勝レースでもタイヤと路面温度がマッチせずに苦戦を強いられ、22番手でフィニッシュとなった。
GAINER
10号車「GAINER TANAX triple a GT-R」 【ドライバー】星野 一樹 選手、吉田 広樹 選手
11号車「GAINER TANAX GT3」 【ドライバー】平中 克幸 選手、安田 裕信 選手
予選:2018年8月4日(土)・決勝:2018年8月5日(日)
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